ケアマネージャーを変更したい時の手続きとは?不満や不信感をそのままにしないで!

ケアマネージャーに不満がある場合、どうしますか?

どうすることもできずに我慢している人がほとんどだと思いますが、ケアマネージャーは、変更をお願いすることができるんです。

 

私は昨年、義母のケアマネージャーを変更してもらいました。その結果、とてもよいケアマネージャーに担当してもらうことができ、満足しています。といっても、その人はもともと義兄のケアマネージャーだったのですが・・・。

介護では、毎日のようにいろんなことが起こります。誰かに相談したり情報をもらったりしなければいけなくなることもしばしばです。そんな時、頼りになるのはケアマネージャーです。

 

もし、あなたが、ケアマネージャーに何らかの不満を持っているとしたら、改善してもらうことはできますか? それが難しいのなら、ケアマネージャーを変更してもらうという選択肢もあります。

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 私が義母のケアマネジャーの変更を考えた理由とは・・

義母は、現在までにケアマネージャーさん3人と出会っています。古い順にAさん、Bさん、Cさんとします。

 

Aさんは本当に優れたケアマネジャーで、こちらの話を親身になって聞いてくれたり、義母とたくさん話してくれたり、納得のいくケアプランを提案してくれたりと、感謝することばかりでした。そのケアマネさんが看護師に転職するということになり(彼女はもともと看護師でした)、新しいケアマネであるBさんに替わりました。

 

BさんはAさんと同じ事業所から来ているのに、どうしてこれほど違うのでしょう。こちらの言いたいことが全然伝わりません。

私は義兄のケアマネに相談しました。これがCさんです。

Cさんもまた優れたケアマネで、要支援1の認定が下りた義兄のリハビリや生活の見直しなど、いろんな相談に乗ってくれていました。

 

私はCさんに、義母のケアマネになってほしいと伝えました。Cさんは地域包括支援センターに連絡してくれて、すぐに義母のケアマネはCさんに決まりました。

私がBさんに不満を持った理由を挙げておきます。

①とにかく連絡が取りにくい

事業所に電話すると、ほぼ外出しています。そして、夜8時ごろ、返事の電話がくることもありました。

②訪問してくれる時間が5分から10分と、とても短い

いつも忙しそうにしているので、いろいろ話したいけれど、話しにくい状況でした。約束した時間より前に来て、義母と話しただけで帰ってしまったこともあり、あきれました。

③こちらの要望が通るのに時間がかかる

義母のおむつの変更をお願いしたことがあります。事業所にはBさんは不在だったので、伝言をお願いしました。何日か経ってから、確認の電話があり、変更するとのこと。ところが、届いたおむつは変更されていませんでした。

Bさんの言い分は、「私に確認しなければいけないことがあった」ということですが、それにも時間がかかりました。

④こちらの思いが伝わらない

たとえば、義母の歯科について相談した時です。入れ歯を作り直したいと言ったら、作り直してもまたすぐに合わなくなるから無駄であるというようなことを言いました。

どこかいい歯科があったら教えてほしいと言うと、今度調べておきますと言ったまま、連絡がありませんでした。

後にケアマネジャーがCさんに替わったら、すぐに訪問歯科医を紹介してくれました。

⑤不安になる

Bさんは義母の担当のケアマネジャーを約半年、担当してくれましたが、私は常に不安を感じていました。もっと時間を取って相談に乗ってほしいなと感じていました。

いつも忙しそうで、なかなかつかまらない人。Bさんはそんなイメージで、これから先の義母のことを考えると、このままではいけないと強く思うようになりました。

 

ただ、Bさんにもよいところがあり、学ぶべき点もたくさんありました。

Bさんは義母の話に共感してくれ、義母の気持ちを和らげ、笑顔にしてくれました。ベテランのケアマネジャーだということは、よく理解できました。

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ケアマネジャーは最初から選べるわけではない

介護認定を受けるとすぐに、地域包括支援センターでケアマネージャーを紹介してくれます。そして、ケアマネージャーの指導をもとに、いろいろなサービスを利用したり、福祉用具をレンタルしたり、在宅での介護をしたり、老人ホームを選んだりします。

 

よいケアマネージャーに当たれば、よりよいサービス、老人ホームなどを探すのに一生懸命情報を集めて、速やかに動いてくれるので、満足のいく結果につながることが多いのではないでしょうか。

 

よいケアマネージャーは、担当する要介護者とその家族とのコミュニケーションを大切にします。その人の生活習慣や好きなことにも目を向け、その人が元気で生き生き過ごせる方法を模索します。

と、ここまで書いてきましたが、ここまで理想的なケアマネージャーに出会うことは難しいかもしれません。

 

もし、ケアマネージャーと考えが違うなと感じたら、こちらの意見を伝えてみて、どうしても合わないと思うのなら、変更する方向で考えたらいいでしょう。

 

ただ、不満な点ばかりを探すよりも、よい部分を見つけて、おつきあいしていけたらいいなとも思います。ケアマネジャーにはそれぞれ得意な分野があり、学ぶべき点も多いかもしれません。

 

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ケアマネジャーの変更をお願いするには

ケアマネージャーを変更するには、次のような手順で進めていきます。

①地域包括支援センターや市区町村の介護保険課に相談する

②ケアマネージャーが在籍している事業所に相談する

事業所そのものを変更することも可能です。

ケアマネージャーを変更しても、現在利用しているデイサービスや介護用品のレンタルはそのまま利用できます。

 

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まとめ

現在のケアマネージャーに不満や不安を抱えている人は多いようです。しかし、こちらから変更をお願いできるとは思っていない人がほとんどです。

しかし、ケアマネージャーの変更は可能です。

その場合は、次の手段を取ってください。

① 地域包括支援センターや市区町村の介護保険課に相談する

② ケアマネージャーが在籍している事業所に相談する

よいケアマネージャーは、こちらの意見をしっかり聞き、不安をやわらげてくれるはずです。もしあなたの不安がいつまでもなくならないのなら、ケアマネージャーとの信頼関係ができていないのかもしれません。

一人で悩まずに、相談窓口を利用してみてくださいね。必ずよい方向に行きますので。

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