おむつ支給に感謝!1カ月の介護費が大幅に減らせます!

おむつ支給を受けられたら、介護が少し楽になりますよね?
だって、おむつ代って、けっこうかかりますから。

 

義母は、毎日、紙パンツ(リハビリパンツ)2、3枚とパッド(昼用と夜用)7、8枚を使います。市販のおむつを使っていたら、1日に600円前後かかるということに。すると1カ月に2万円近い金額になり、かなりの負担になります。

幸い、私の住んでいる地域では紙おむつの支給制度があり、一定の限度額までは、おむつを1割負担で購入することができます。これにより、おむつにかかる費用をだいぶ減らすことができているんです。

 

それぞれの市区町村では、紙おむつ給付及び紙おむつ代助成制度があり、サービス内容や対象者、助成額などが異なります。

 

このページでは、おむつの支給やおむつ代の助成はありがたいサービスなので利用しましょうということをお伝えしています。

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高齢者のおむつの支給はどこで行われるの?

おむつの支給およびおむつ代助成制度は、介護保険によってなされるのではなく、各市区町村が行っています。

支給の仕方や助成してくれる額は、それぞれの市区町村によって違います。だいたい5,000円~10,000円の範囲内です。

対象者、つまり支給や助成を受けられる人は、市区町村によって本当に幅があります。

このように書いても、あまりピンときませんよね。

 

私が適当に選んで調べてみた場所のおむつ支給について、ざっとまとめてみます。

(別に比較しなくてもいいという人は、飛ばしてください)

・札幌市

月1回、上限額(6,500円)の範囲内で、おむつを宅配
対象者:在宅の40歳以上の要介護認定者(くわしいことは省略)
費用負担:かかる費用の1割に相当する額を利用者が払う(生活保護を受けている人は無料)

・東京都葛飾区

対象者:65歳以上の在宅生活をしている人で、要介護2以上の認定を受け、住民税非課税世帯に属する常時失禁状態の人

費用負担:要介護4以上の人は月額9,000円、要介護3の人は月額6,000円、要介護2の人は月額4,500円を上限として助成

・東京都渋谷区

対象者:要介護1以上または障害者手帳を持っている人(要介護1~5)
費用負担:購入限度額は月額3,500円

・東京都墨田区

サービス:紙おむつの支給
対象者:2ヶ月以上継続しておむつを使用している、寝たきりなどの要介護者(要介護3~5)
費用負担:月額500円または700円

・大阪市

サービス:介護用品の給付
申請に基づき、給付の対象となる介護用品と交換できる給付券(1か月あたり6,500円)を、給付の決定をした月に応じて、申請者に交付(1年間に最大12枚)

 

・長崎市

サービス:介護に必要な用品(紙おむつ、尿取りパット、使い捨て手袋、清拭剤、ドライシャンプー、おしりふき、ポータブルトイレ用消臭剤)を支給

対象者:世帯の市民税が非課税で、要介護3以上の人

費用負担:無料(支給限度額:月額5,000円)

助成してもらえる額は、要介護度によって変わったり、本人の年金や家族の所得などによって変わってくるんですね。

義母は毎月、1割負担で、おむつの支給を受けています。8,000円程度までおむつを選び、その1割の800円を支払うということです。

おむつは、毎月、自宅まで配達してもらえます。ダンボールに2箱、おむつが届きます。紙パンツ(リハビリパン)と昼用パッド、夜用パッドです。

3カ月前に知人から紙パンツを大量にいただいたので、現在は、昼用パッドと夜用パッドのみを注文しています。

支給される分ではパッドが足りないので、ドラッグストアで買い足しています。その額が3,600円くらい。

したがって、現在、おむつにかかる代金は4,400円程度ということになります。

 

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おむつの支給についての相談はどこにすればいいの?

おむつの支給および助成は、市区町村の福祉課(介護保険課、保健福祉課など)にまず問い合わせるとよいでしょう。地域包括支援センターでもよいと思います。

 

高齢者のおむつの支給には介護保険が適用されるわけではありませんが、ケアマネジャーに相談すると、支給の手続きをしてもらえるかもしれません。義母は、ずっとケアマネジャーにおむつのことを相談してきました。

「夜用のパッドにはこんなものもありますよ」「リハビリパンツも吸収量の多いものに替えますか?」などとアドバイスしてもらえるので、助かっています。

 

おむつ以外にも、防水シーツとおむつカバーも1割負担で購入できます。

 

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市販のおむつを買いにいくのは大変!かさばるおむつを届けてもらえるのはありがたい!

おむつを買いにいくのは、大変ですよね。

私はドラッグストアに買いにいきます。義母は夜用のパッドは、5回分の尿を吸収できるもの(ライフリー お肌快適尿とりパッド)を使っていますが、これを置いているドラッグストアが、近所には1件しかないのです。

 

今月から、このパッドをすべて配達してもらうように調整したので、少し楽になりました。でも、どちらにしても、おむつを買いにいかなければなりません。

他の買い物が多いときは、おむつを買うのはあきらめます。すると、夜、おむつだけを買いにいかなければならなくなって、面倒です。

 

そんなわけで、おむつを自宅まで届けてもらえるのは、本当にありがたいのです。

留守にしているときは、玄関先に段ボールを置いていってくれます。あまり長時間だと近所の人の目に触れるのが気になるという人もいますが、義母の場合は、もう近所の人にはおむつを使用していることがとっくにバレバレなので、平気です^^

 

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まとめ

費用がばかにならない高齢者のおむつを支給してもらえるサービスがあります。

お住まいの市区町村の窓口あるいは地域包括支援センターに問い合わせてみてください。ケアマネジャーに相談すれば、手配してもらえると思います(通常はケアマネジャーのほうから声をかけてくれます)。

 

おむつ以外のもの(おむつカバーや防水シート)などの支給もあるかもしれないので、こちらも問い合わせてみることをおすすめします。

 

おむつはかさばるし、買いにいくのが大変なので、自宅まで配達してもらえると助かりますよね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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