入院中に介護保険の区分変更が行われるケースは、けっこうあるみたいですね。
義兄が入院してから今日で3週間になります。脊髄炎(せきずいえん)という難しい病気で、車椅子での生活になるだろうと、医師に言われていました。
幸い、歩行器でゆっくり歩くところまで回復しました。でも、退院したら、在宅での介護になるだろうと思います。
入院してすぐに、ケアマネジャーから「介護保険の区分変更」しましょうと言われ、間もなく認定調査員が義兄の病院に来てくれました。
現在、義兄は要支援1ですが、要介護になることは確実でしょう。要介護3か、あるいは要介護4か。
もうすぐ1カ月になるので、そろそろ結果が来るころです。
【要支援から要介護へ】
義兄は、急性脊髄炎のため、足の痛みとしびれで、歩けないどころか、足がほとんど動かせない状態でした。
「多分、歩けるようにはならないでしょう。車椅子での生活を覚悟しておいてください。」
そう医師に言われ、頭がくらくらしました。
「介護保険の区分変更」は、ケアマネジャー、看護師、リハビリの作業療法士の3人から、話をされました。
3人が同様に言うのは、「早めに区分変更の申請を行っておいた方がいい」ということ。症状が重い段階で認定を受けておけば、退院したときに介護保険でいろいろなサービスを受けやすいというのです。
現在の「要支援1」では、リハビリ施設を利用できるのは週に一度だけです。でも、要介護になれば、デイケアや訪問リハビリ、ショートステイだって利用できるのです。
住宅改修が必要になるかもしれません。介護用ベッドやポータブルトイレも、義母のそれとは別に用意しなければなりません。
考えると、気が遠くなりそうです。私にどこまでできるのか・・・。もちろん、介護サービスはめいっぱい利用しようと思っています。
【入院中の区分変更はどのように進められるのか】
義兄のケアマネジャーが手続きを進めてくれました。
さっそく、委託されたケアマネジャー(介護支援専門員)が病院に来てくれて、本人に聞き取り調査をしました。30分くらいかかったでしょうか。
その後、看護師に話を聞くということで、本人とのやりとりは終わりました。
看護師は多分、歩けるようになる見込みはほとんどないと言ったと思います。
あれからもう1カ月以上過ぎました。通常は、30日以内に通知が来るそうです。
まだ来ていません。結果が出るのが怖いので、もう少し先になってもいいかな。
【義父も入院中に介護保険の区分変更を行っていた】
かつては、義父も、入院中に、要介護2から要介護5に変更になりました。
軽い認知症があり、歩行が危うい状態でした。
肺炎で入院した時、どんどん動けなくなってしまい、約5カ月で、要介護5になりました。最も重い認定になったのです。
その時の認定調査などは、全く覚えていません。
要介護5となり、家で過ごすための介護用ベッドをレンタルしたり、義父は痰を吸引していたのでその器械を購入したりしました。
入院中に介護の区分変更を行ってくれると、介護に必要なものが早めにそろえられるので、
助かりました。
【義兄の介護度は重いかもしれない】
義兄の介護度、とっても気になります。要介護3だったら、義母と同じです。要介護4になると、当たり前のことですが、義母よりも重いということになります。
う~ん。
義母の介護をしていた人が、退院してきたら、自分が介護されるようになるなんて・・・。
義兄の介護保険証が届いたら、またお伝えしようと思います。