認知症介護はストレスがたまる!家族だけで抱え込まないことが大事!

認知症の家族を介護するストレスは、相当なものだと思います。それを放置しておくと、体調を崩したり、介護うつや虐待につながることもあります。

現在の医学では、認知症の症状を遅らせることができても、治すことはできないとされています。先のことを考えると、暗くなるばかりです。

 

私の義母も、認知症が進み、1年前よりできなくなったことがたくさんあります。私が義母の家に行く回数も時間もだんだん多くなり、精神的な負担も増えました。

このストレスを義母に直接ぶつけてしまうこともあります。

 

でも、介護保険を使ったサービスの利用を増やすことで、負担が軽くなっています。幸い、ケアマネジャーが義母の状態に応じて適切なアドバイスをくれ、ケアプランの見直しを提案してくれます。来月から、ショートステイの利用を増やすことになりました。

介護は、自分だけ、あるいは家族だけで抱え込まないようにしないと、行き詰まってしまいます。

 

このページでは、認知症介護におけるストレスとどうつきかっていくかについて考えてみたいと思います。

 

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50代女性の急死。認知症介護が原因?

先月、ショックなことがありました。私の家のすぐ近くに住む50代の女性が、突然自宅で亡くなったのです。発見したのはご主人で、朝起きた時にはすでに息をしていなかったそうです。

子供たちは独立していて、ご主人と2人暮らしのその女性は、日中はフルタイムの仕事をしていました。何年か前から近くに住む認知症のお母さんの介護が始まり、最近は泊りがけで介護する日が増えていたとのこと。

女性が亡くなった直接の原因はわからないし、勝手な想像をすることはひかえるべきですが、過労とストレスが影響しているのではないかと思います。

 

このことがあってから、夫や子供たちが私の健康を気づかってくれるようになりました。そして私自身も、睡眠時間をしっかり確保したり、手を抜けるところでは手を抜こうと考えるようになりました。

介護する者が倒れないようにしなければね。

 

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義母の認知症が止まらない!

現在、義母は要介護2です。家の中では手すりを使ってゆっくり歩き(ポータブルトイレを使うようになってから、ほとんど歩かなくなりましたが)、たま~に外に出るときは歩行器を使います。

認知症が少しずつ進み、日常生活のかなりの部分に援助が必要になっています。つい最近まで昼夜逆転に悩んでいましたが、昼間寝ていても、夜も眠れるようになり、それはそれで楽になりました(笑)。

 

特に大変なのは排泄です。義母一人だと、ポータブルトイレで排尿しようとして失敗したりパッドを付け忘れたりすることが多いので、私が義母の家に行く回数が増えました。

義兄は、義母の汚れた下着やパジャマ、防水シーツを洗う回数が増え、大変な思いをしています。

 

私たちが疲れているのではないか、ストレスをためているのではないかと心配し、アドバイスをくれるのは、ケアマネジャーです。

現在、週2回、ヘルパーさんに義母の排泄のケアをお願いしていますが、今までの時間よりも少し早い時間に来てもらうことにしました。義母はヘルパーさんが来る前に失敗して衣類を汚すことが多くなっていたので。

 

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ショートステイの利用は介護する者のため

ショートステイに喜んで行く高齢者はほとんどいないと思います。でも、介護する家族が休息を取り、リフレッシュできることで、引き続き介護を頑張れるのだと思います。

義兄も私も、義母がショートステイを利用するようになってから、「その日は積極的に休もう」と決めて、普段できないようなことをしようと思っています。でも今のところ、どこにも出かけず(笑)。

義母がいない夜は早く寝ようと思うのですが、結局いつも通りの時間になってしまいます。

 

現在、ショートステイは月に一度、1泊2日です。午前10時半に送迎バスに乗って出かけ、翌日午後3時半に帰ってきます。本当にあっという間ですよ。

 

先日、ケアマネジャーが、「ショートステイを、月に2回利用してみるというのはどうでしょうか」と提案してくれました。義兄と私が、義母の夜中のトイレの大変さを訴えていたからです。

義母には申し訳ないけれど、来月からショートステイの利用を増やすことを許してもらおうと思います。

 

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介護では、こうあるべきだと決めつけない方がいい!

私もよく陥るのですが、介護において、決めたとおりに物事が進まないと、イライラしたり、相手にイライラをぶつけて、後で自分を責めたりしてしまいがちです。

スムーズにいけばそれはそれでいいとして、ほとんどのことは思った通りに進まないのが、介護です。

 

「こうあるべき」だというのを捨てていくと、少し楽になります。「こうした方がいいことはわかっているのだけれど、大変だな」と思うなら、無理せずに休息を取りましょう。

私たちは、介護している相手よりも、元気に長く生きていかなければいけないのですから。

まとめ

認知症の家族の介護でストレスの多い毎日を過ごされている人は、ご自身が体調を崩すことがないようにしてほしいと思います。

 

一人だけで、あるいは家族だけで介護するには限界があります。介護保険を使ったサービスを利用して、少し休む時間を取りませんか?

こうしなければいけないと決めつけない、大変だなと思ったら無理をしない。これでいきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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