新型コロナで介護施設が再び面会禁止に!オンライン面会は認知症の人には難しい?

新型コロナの感染防止のため、介護施設が再び面会禁止になっているところが増えています。

一度は面会禁止が解除された施設が、再び面会禁止の措置を取ることになりました。新型コロナの感染者が減らないためです。

私の義母が入所する施設からも、7月の下旬から面会禁止になり、可能なのはオンライン面会だけです。

 

先週、オンライン面会の予約を取り、義母に会ってきました。その時の様子と、それまでの1か月半の面会の状況も、あわせてお伝えしようと思います。

 

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新型コロナによる介護施設の面会状況は?

 

新型コロナの感染状況は各都道府県によって異なるので、介護施設の面会についての見解も変わってくると思います。

ここでは、私の義母の施設に限ってのお話になりますので、ご了承ください。

 

私は関東在住で、新型コロナの感染者が多い地域に住んでいます。

義母の施設での面会禁止が解除された6月は、やっと義母に会えるということで喜んで出かけていきました。

その時のことは、こちらに詳しく書いています。

新型コロナで介護施設の面会解除!どんなことに注意すればいいの?

 

1回15分の面会ですが、密度の濃い時間を過ごすことができていました。

 

ところが、3回面会したところで、義母が入院することに。

退院までの3週間は面会禁止の状況になりました。この入院については、ここでは詳細を省きますが、義母は無事に退院し、また施設での生活に戻ることができました。

 

体力がすぐに回復しないのと食欲が戻らないのが心配なので、しばらくは頻繁に施設に面会に通わせていただくことにしました。

施設の看護師さん、ケアマネジャーさんから、本人が好んで食べられるものを持ってきてほしいと言われました。栄養は二の次で、とにかく食べる意欲を刺激したいということでした。

そこで、プリンや水ようかん、デザート系のお菓子や和菓子など、甘いものが大好きな義母が喜びそうなものを選んで持っていきました。

 

まず受付で名前を書き、体温を測り、手指の消毒をして、エレベーターで2階へ。

マスク着用は必須です。面会する入所者も、手作りのマスクをつけてもらっています。

入所者と面会者とは距離を保つように、床にテープが張られています(担当する職員により、多少距離を縮めても多めに見てくださることも)。

 

退院後しばらくは、面会に行っても、15分のうち半分以上は眠っているような状態でしたが、少しずつ回復し、笑顔で迎えてくれるようになりました。

 

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新型コロナの感染者拡大により施設は再び面会禁止に!オンライン面会での義母の様子は?

今、メモを見たら、7月だけで11回、私は義母に会いに施設に行っています。自転車で10分もかからない場所ですし、帰りに買い物などもできるので、それほど負担にはなりません。

息子が一緒に行くこともありました。

こんな感じで面会を続けていけば、そのうち以前のように制限なく面会できるようになるだろうと考えていました。

 

ところが、関東の感染者は増えるばかり。

施設からの電話で、再び家族の面会を禁止することにしたということです。

ショックでしたが、当然の措置だと思えて、納得しました。入所している高齢者への感染は、本当に避けたいので。

介護施設でも感染者が出ているところがあり、不安になりますよね。

 

 

多分、施設の職員の方たちは、毎日神経をピリピリさせているのではないかと思います。いろいろ考えると、介護施設で面会禁止になっているのは、むしろありがたいのでしょうね。

差し入れだけは届けてもよいということなので、義母には、相変わらず甘いものを買って届けています。

 

面会は禁止だけれど、オンラインでの面会は可能だということです。これは5月から可能になっていて、一度だけ利用したことがあります。

オンライン面会は、全国の介護施設で導入するところが増えています。

 

5月のオンライン面会の時、義母は状況が理解できず、画面に触ったり、職員の人の方ばかり見ていたりして、ほとんど会話ができませんでした。

 

今回も多分そんな感じだろうと思いましたが、義母の姿を見られるだけでもいいと思い、オンライン面会の予約をしました。

 

案の定でした。

義母は職員の人に促されないと、声が出ません。前回と同様、タブレットの画面に映った私が実際にどこにいるのか理解できず、画面に触ろうとします。

私は何かしゃべろうと思い、「元気そうだね」と言うと、「元気だよ~」と義母。

「ごはん食べた?」と聞くと、「食べてない!」。横で職員さんが「食べましたよ(笑)」。

会話が続くことはなかったけれど、義母の笑った顔が見られ、元気そうなので、安心しました。

「また来るからね~」「またね~」と手を振り合って、オンライン面会終了です。

時計を見ると、10分しか経っていませんでした(笑)。

 

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介護施設の面会禁止で家族にできることは何か?認知症の入所者にはどう対処する?

新型コロナの感染予防のため、介護施設の面会制限あるいは面会禁止が実施されていますが、まだ感染者は減らず、厳しい状況ですね。

入所者に面会できない家族は、不安や心配が大きいと思います。この状況が長引くことで、入所者の不安が日に日に増したり、認知症の人は症状が悪化するおそれもあります。

すでにいろんな問題が起きていることでしょう。

職員の方の負担も相当なものだと思います。

 

こんな取り組みもあります。

感染者を出さないための対応策や面会希望の家族への対応に時間と労力を取られています。

 

義母の場合、面会できない期間が長くなると、認知症がどんどん進み、家族のこともわからなくなるのではないかというのが心配です。

今のところ、私の名前を言うことができます(3回のうち1回くらいですが)。息子と娘(義母にとっての孫)の顔はわかるけれど、名前が出てきません。自分の息子たちの名前はすぐに出てきます。

面会できていた時の義母は、その日によって、しっかりしている時と、ぼーっとしている時がありました。

しっかりしている時は、顔を合わせた瞬間に笑顔になり、手を振ってくれます。ぼーっとしている時は、こちらが話しかけている途中でも、寝てしまいます。

 

その面会ができなくなってから、もうすぐ2週間になります。15分の面会で、距離を保たなければいけないのが不満でしたが、それでも面会させていただけたことが、今はありがたいです。

 

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まとめ

義母が施設に入所してから1年とちょっと。それまで毎日何時間も一緒に過ごしたのに、今は時々オンラインでしが会えません。

私個人の思いなどはちっぽけなもので、世界中に猛威をふるう新型コロナにより、大変な状況に置かれている人たちがたくさんいます。

この状況が1日も早く終わりますように。

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