阿川佐和子の認知症の母が死去!コロナ下の病院で最期を看取った心境とは?

阿川佐和子さんのお母さんが死去されていたんですね。2020年5月半ばだそうです。

阿川佐和子さんは、お母さんの認知症やご両親の介護についての本を書かれたりして、介護について、隠さずに伝えています。

 

コロナ下でお母さんを病院で看取ることになった阿川佐和子さんは、どんな思いをされたのでしょうか。

阿川佐和子さんのお母さんの【最期の看取り】について、見ていきたいと思います。

 

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阿川佐和子の母がコロナ下で入院!病院でのリモート面会は実現したの?

阿川佐和子さんのお母さんは10年ほど前から認知症の症状がみられ、ゆっくり進行していったそうです。

 

阿川佐和子さんには兄が1人、弟が2人いるそうで、上の弟さんはアメリカのロサンゼルス在住です。

 

お母さんの介護は、ごきょうだいと阿川佐和子さんの協力のもとに行われていました。

週末はきょうだいで泊まりのシフトを組んだり、デイサービスを利用したり、昔住み込みでお手伝いをしてくれた女性の助けを借りたりしながら、お母さんの自宅での暮らしを支えてきました。

今年1月、お母さんのショートステイを利用していたら、コロナ問題が深刻化し、お母さんを自宅に戻すタイミングを失ってしまいました。

2月末にお母さんは軽い脳梗塞を起こして入院しますが・・コロナ感染対策で、面会禁止になってしまいます。

お見舞いに行けないので、病院では電話のやり取りしかできなかったのが・・・

リモート面会が可能に!

ロスに住む弟さんが、コロナ感染の拡大から帰国できなくなったため、病院にリモート面会を提案します。病院ではその提案を院内で検討して、実現することに。

LINEのグループビデオ通話機能を使って病室とつなぎ、ベッドで寝ているお母さんとリモート面会が実現しました。

阿川さんはスマホでお母さんの姿を見て、心から安堵したそうです。

 

たとえリモートだとしても、実際の姿を見るのと見ないのとでは、全く違いますよね。

 

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阿川佐和子が母を看取る!お別れの瞬間は?最期に立ち会った心境は?

その後、阿川佐和子さんのお母さんの容体は少しずつ悪くなり、病院から「すぐ来てください」との連絡が。

東京に住む下の弟さんと阿川佐和子さんの2人が駆けつけます。この時は家族が病室に入ることを許されました。

ロスの弟さんはスマホのビデオ電話で「母さ~ん」と呼びかけます。

 

激しい呼吸が次第に静かになり、最後のひと呼吸に至るまでの7時間あまり、阿川佐和子さんと下の弟さんの2人でお母さんを看取りました。

 

お父さんが亡くなった時はずいぶん泣いたという阿川佐和子さん。でも、お母さんの最期ではさほど涙を流さなかったそうです。

なぜなのでしょうか。

母の生命が刻一刻と失われていく過程を最期の瞬間まで見届けたことで、時間をかけてその「死」を自分に納得させていく作用が働いたのではないでしょうか。大切な人の死に立ち会えなかった人はたくさんいます。それを思えば心苦しいのですが、「最期を看取る」ことの意味を実感したのも、確かです。

引用元

阿川佐和子さんは、お母さんの死を「納得」して受け入れることができたのでしょうね。母親との別れが悲しくないはずはありませんが、理想的な看取りだと言えると思います。

 

新型コロナによる緊急事態宣言下だったので、葬儀はごく小規模に行われました。ロスの弟さんはリモートで参列したそうです。享年92歳。心からご冥福をお祈りします。

 

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阿川佐和子の母は認知症だった!介護はどんな風に大変だったの?

阿川佐和子さんのお母さんは10年ほど前から認知症のきざしが見えたといいます。多くの人のサポートがあったとはいえ、一人暮らしができていました。

でも、自宅での生活はそろそろ難しくなるかもしれないと阿川さんが思ったのが、昨年から今年にかけてでした。足元がおぼつかなくなり、転倒など・・家の中での事故が心配されました。寒い時期で血圧も気になる・・そこでショートステイを利用することにしたそうです。

自分で着替えることができなくなったり、食事を作ることもできなくなった母親を受け入れられずにイライラした時期もあったそうですが、しだいに幼子に対する母親のような気持ちになったといいます。

母は明るくボケていき、こっちが笑っちゃうようなことをしてくれる。親のことをこう言うのもなんですが、実にチャーミング。その可愛らしさが介護の大変さを救ってくれました。

引用元

 

認知症の母親のことを「実にチャーミング」なんて、普通は言えません。そんなとらえ方ができたら、介護が少しは軽くなるのでしょうね。

 

阿川佐和子さんのお母さんの認知症介護については、また別の機会にお伝えしようと思います。

 

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まとめ

阿川佐和子さんが認知症のお母さんを看取ったということについて、まとめました。阿川さんはお母さんの死に立ち会うことができて、穏やかな気持ちでお母さんを送り出してあげられたのだと思います。

お母さんも、きっと満足して旅立たれたことでしょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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